地質の旅– category –
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美濃地方
巨大な岩塊を含む凝灰岩【美濃地方の露頭19】
可児市兼杖の可児川左岸の河床には巨大な岩塊を含む凝灰岩~凝灰質砂岩が分布します。 調査によると、約40mの厚さがあるようです。巨大岩塊は、角礫~亜角礫(角ばった... -
美濃地方
軽石を多く含む凝灰岩【美濃地方の露頭18】
県道83号多治見白川線の可児市柿下交差点の東側200mほどのところに小さな公園があり、その公園内に、戦時中に掘られた横穴があります。 その両脇に露出している地層が... -
美濃地方
斜交葉理(クロスラミナ) 【美濃地方の露頭17】
地層のうち、厚さ1cm以上のものを層理、1cm未満のものを葉理と呼びます。斜交葉理とは、この葉理が縞模様のような筋を作っている部分で、浅い水域で水の流れる方向や速さが変化することで形成されます。斜交葉理の重なりから当時の水流などの方向を推定することができます。 -
美濃地方
平牧層【美濃地方の露頭16】
美濃加茂盆地地域に分布する新第三紀層である瑞浪層群は、古い順に蜂屋層、中村層、平牧層で構成されています。今回は、1番新しい平牧層を紹介します。 蜂屋層・中村層... -
美濃地方
砂岩と泥岩が繰り返す地層【美濃地方の露頭15】
木曽川にかかる太田橋付近には、瑞浪層群の中村層が分布しています。 美濃加茂市・可児市周辺に分布する新第三紀層である瑞浪層群の最下部(最も古く堆積)は、約2000万... -
地質の旅
県外編15:日本地質学発祥の地!長瀞の岩畳と虎岩(埼玉県)
長瀞(ながとろ)地域は、明治11年(1878年)に東京帝国大学の初代地質学教室教授のナウマン博士が訪れて以来、多くの研究者や学生が訪れており、日本地質学発祥の地と... -
地質の旅
県外編14:秩父を代表する大露頭!ようばけ(埼玉県)
地層など地面下の状況が見られるところを露頭と呼びますが、埼玉県秩父郡小鹿野町に「ようばけ」と呼ばれる高さ約100m、幅約400mの大露頭があり、日本の地質百選に選...