玄武岩– tag –

長良川右岸を通る県道61号大和美並線を北上し、美並町と八幡町の境界を越え、しばらくすると八幡町貝付で高速道路の橋梁の下を通ります。 その東側の橋梁を通り過ぎてす...

今回は、長良川沿いのチャート層その４で紹介した玄武岩とチャート層が混在している露頭を再度紹介します。 八幡町貝付の長良川沿いには高速道路の橋脚が東側と西側にあ...

前回長良川本流沿い露頭編その９９で紹介したチャート-ドロストーン互層の北（上流側）には、玄武岩質溶岩やチャート層が露出しています。 八幡町と美並町境界付近左岸...

玄武岩質溶岩は海底などで噴火をして海水に触れると、西洋枕（または米俵）状をしてそれが積み重なった状態で固まります。その西洋枕状の溶岩を枕状溶岩（ピローラバー）と呼びます。熱い玄武岩質溶岩が海水などで急冷し、表面だけ固まって殻をつくりますが、内部は熱いままなので、殻を破って絞り出されるように流れ、また海水で急冷して殻をつくるということを繰り返します。そのため、見かけ上西洋枕状の形をした溶岩がいくつもできるのです。

国道256号の中津川市「下野交差点」から国道256号を椛ノ湖方面（東）へ向かうと、約1.8kmのところ（北東側）に露頭があり、上野玄武岩と呼ばれる玄武岩質溶岩が露出して...

津保川沿いでは、上之保宮脇の宮ヶ瀬～和田野～大之田にかけて和田野礫岩と呼ばれる礫岩が露出しています（富之保の一部でも露出しています）。 この礫岩は、砂岩の中に...

柱状節理は、液体であるマグマが冷却して固体になるときに体積が小さくなるために、規則正しい割れ目ができたものです。基本的には六角形の柱状になるように割れ目が入っています。六角形が科学的に安定していることは、蜂の巣のハニカム構造が有名かもしれません。