石英

長良川

八幡町東乙原左岸のチャート中の石英の雁行脈【長良川本流沿い露頭編118】

郡上市八幡町西乙原には長良川に架かる長良川鉄道の鉄橋があり、その近辺の長良川沿いには岩石が何ヶ所も露出しています。 地質図によると、灰色(Mmx)で、メランジュからなる地層です。(地質図はHP「ジオランドぎふ」より 岐阜県博物館提供) 実際に露頭を見ると、混在岩もありますが、チャートも分布しています。長良川左岸側の鉄橋の橋脚から下流へ100mほどのところには...
長良川

砂岩層中の石英脈2【長良川本流沿い露頭編34】

美濃市須原にある大規模工場の南東側の長良川右岸には、離れてはいますが2つの塔状の岩石が川原から露出しています。2つの岩塊とも、砂岩中の石英脈からなっています。西側の塔状の露頭は、東西約12m(長良川に沿って)、南北約8m、高さ約5mです。東側の塔状の露頭は少し小さいですが、東西約7m、南北約3m、高さ約4,5mです。この2塊の岩石は、周りと比べて硬いため塔状に残ったと思われます。
長良川

砂岩層中の貫入岩と石英脈【長良川本流沿い露頭編32】

前回長良川本流沿い露頭編31で紹介した砂岩層中の石英脈の露頭から上流(東)へ30mほどの河床には、石英脈の他にも、砂岩層中に貫入岩が入っているのを見ることができます。右側の灰色が砂岩で、左側の淡褐灰色のものが貫入岩です。
川沿いの石

石英斑岩【長良川沿いの花崗斑岩6】

花崗斑岩の中で、石英の自形結晶(斑晶)が大きく目立つものを石英斑岩と呼びます。石英斑岩は花崗斑岩と比べると斑晶が少なく、長石の斑晶が目立たないことが多いです。 今回は郡上市八幡町五町の長良川沿いで見られる石英斑岩を紹介します。 国道156号線を北上し、郡上市八幡町に入ります。八幡I.C口交差点を越え、800mほどを左折し、しばらくすると報徳橋があります。報徳...