前回、兵庫県にある玄武洞を紹介しました。
玄武といえば、古来中国において四方の方角を司るとされた四神の1つです。
東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武。日本でも「白虎隊」や「朱雀門」など四神にちなんだ名称が多々見られますが、この玄武洞もその1つです。
ですので、玄武洞公園には、玄武洞のほかにもちろん、青龍洞、白虎洞、朱雀洞(南朱雀洞、北朱雀洞)が整備されています。
順に写真を紹介します。
青龍洞
青龍洞では縦に長い柱状節理や、曲がった柱状節理を見ることができます。曲がった姿がまさに龍、という感じでしょうか。
朱雀洞(南朱雀洞)
南朱雀洞では柱状節理に近づいて見ることができます。
白虎洞
白虎洞は玄武洞や青龍洞に比較すると規模は小さいですが、水平に近い方向に伸びた柱状節理とその断面が見られます。
いずれの写真も同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の下の黒丸や白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。