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岐阜県関市と各務原市の境には、迫間不動尊(はざまふどうそん)があります。
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ハイキングにもおすすめな地元の穴場スポットとして有名です。
いくつか展望台がありますが、不動の展望台からは濃尾平野が一望できます。岐阜城や犬山城、そして天気のよい日には名古屋城も眺めることができます。
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20年ほど前は、展望台から南を向くと各務原市が広く見渡せ、チャートでできている山地は高く、砂岩でできている山地は低いという地形の違いを見ることができました。しかし、現在は展望台の周囲の木が成長し、以前のように広く見渡すことができません。
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岩石による違いは見れないのですが、展望台の北側に道があり、その道沿いに露頭があるので紹介します。(上の写真)
ここではチャート層の褶曲がよく見えます。地層が波打つように変形したものを褶曲といいますが、上に凸の部分(高まったところ)を背斜、下に凹んだ部分(低くなったところ)を向斜とよびます。一つの露頭で背斜と向斜を見ることができます。
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上の写真は向斜を正面から(北から)撮ったものと、北西から撮ったものです。
同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある●を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。