鬼押出し溶岩は、1783年(天明3年)の浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩です。鬼が火口で暴れて溶岩流を押し出しているようだ、ということからその名前が付いたようです。
天明3年の噴火では、軽石の噴出、火砕流の流下、溶岩流出、岩屑なだれの流下などにより、500名近くの死者を出しました。
浅間山北麓にある鬼押出し園では、流れて固まったままの大きな溶岩を見ることができます。
写真は浅間山をバックにして鬼押出し園の溶岩を撮ったものです。
下の2枚は溶岩の凸凹を撮ったものです。いずれの写真も同じような写真が二枚並んでいますが、それぞれの写真の下の白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。
浅間山ジオパーク推進協議会
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