美濃地方– category –
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トーナル岩【美濃地方の露頭49】
JR高山本線白川口駅の北西にあたる飛騨川沿いに、河岐トーナル岩と呼ばれる岩石が分布しています。トーナル岩は花崗岩の仲間ですが、石英、斜長石、カリ長石、有色鉱物(黒雲母など)からなる通常の花崗岩とは異なり、石英をある程度含み、カリ長石はほとんど含まず、無色鉱物の多くは斜長石からなる等粒状の岩石です。有色鉱物は花崗岩に比べて多く含まれます。 -
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珪質粘土岩【美濃地方の露頭48】
珪質粘土岩は礫、砂、泥などの砕屑物をほとんど含まず、粘土鉱物だけからなる岩石で、中に黒色の珪質泥岩をはさむことを特徴としています。また、中生代三畳紀の層状チャートの基底部に存在することがわかっていて、三畳紀初期における酸素が少ない状態の海洋で堆積したものだと考えられています。実際に化石がほとんど含まれません。 -
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甌穴【美濃地方の露頭47】
チャートの岩盤に円形の穴がいくつも見られることがあります。 この穴を甌穴、あるいはポットホールと呼びます。河川によって上流から運ばれてきた石が岩盤の表面にある割れ目などにひっかかり、強い流れの中でその石が回転し、ドリルのように岩盤に穴をあけるのです。 -
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飛水峡とロックガーデン【美濃地方の露頭46】
加茂郡白川町から七宗町にかけて、飛騨川が岩盤の間を流れ、飛水峡と呼ばれる断崖の渓谷になっています。また、近くにはロックガーデンと呼ばれる広場があります。そこでは、峡谷の真上から断崖を眺めることができます。 このロックガーデン周辺では、美濃地方に広く分布するチャートが見られます。 -
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20億年前の礫岩【美濃地方の露頭45】
国道41号の中麻生交差点を東に曲がって町道を飛騨川対岸(左岸)に渡り、橋から北へ200mほど進むと、上麻生礫岩の石碑と説明板、小さな駐車場があります。 ここの露頭に含まれる片麻岩礫は約20億年前という年代値を示すことが1970年(昭和45年)に明らかにされました。 -
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阿寺断層2【美濃地方の露頭44】
阿寺断層は全国でも屈指の活断層の一つで、中津川市坂下や付知町などで崖として直接確認することができます。 付知町では、大門から倉屋にかけて断層崖が連続して見られ... -
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阿寺断層【美濃地方の露頭43】
岐阜県には、全国でも屈指の活断層が3つあります。 その1つが全長約70kmの阿寺断層で、中津川市馬籠付近から下呂市萩原町の北方まで、南東-北西方向に延びます。...