長良川鉄道の車窓からみた岩石 その14

長良川沿いの砂岩・泥岩その1と同じ場所を、長良川鉄道の車窓から眺めることができます。

下り列車の場合、郡上八幡駅を出て、3分ほどたったところで左側の車窓に長良川が現れ、長良川沿いに岩石が連続的に見えてきます。

ここに砂岩が露出しています。
陸地から海洋へ運ばれて堆積した砂が海洋プレートの移動によって日本列島に付加したものを見ています。高速道路の橋梁を過ぎたあたりまで見ることができます。
列車の車窓からは離れているので見ることができませんが、露出している砂岩に何箇所かで安山岩質と思われる貫入岩が入り込んでいます。

写真が二種類ありますが、上の写真は列車の車窓から撮ったもの、下の写真は川原から北東を向いて撮ったものです。
下の写真において、右と左それぞれの写真の下の●を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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