美濃加茂地域周辺の瑞浪層群の蜂屋層について紹介します。
蜂屋層については、下記でも紹介しています。
あわせて読みたい


蜂屋層【美濃地方の露頭11】
東濃地方や中濃地方の丘陵地には、新第三紀層が広く分布します。特に、美濃加茂・可児地域に分布する瑞浪層群の最下部層を蜂屋層と呼びます。この蜂屋層は2400万年~200...
あわせて読みたい


可児市塩の蜂屋層【美濃地方の露頭12】
瑞浪層群の蜂屋層は、美濃加茂市蜂屋町周辺から富加町、川辺町、八百津町、可児市塩付近などの広い範囲に分布し、ほとんどは火山角礫岩からなっています。 火山角礫岩中...
蜂屋層は、美濃加茂市蜂屋町周辺から富加町、川辺町、八百津町、可児市塩付近などの広い範囲に分布し、ほとんどは火山角礫岩からなっています。川辺町の川辺ダム下流には、河床に広く蜂屋層が露出しています。火山角礫岩中の角礫は多くは安山岩ですが、基盤となっている美濃帯堆積岩類を取り込んでいるため、砂岩やチャート、泥岩なども含まれます。
写真は川辺ダム下流の左岸河床露頭を北西から撮ったものです。

近づいてハンマーの左側を撮ったものが次の写真です。

下の写真は同じ露頭を西からと北東から撮ったものです。この露頭の火山角礫岩の礫は数cm~数10cm径のものが多いです。同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。

