蜂屋層 【美濃地方の露頭24】

美濃加茂地域周辺の瑞浪層群の蜂屋層について紹介します。

蜂屋層については、下記でも紹介しています。

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蜂屋層は、美濃加茂市蜂屋町周辺から富加町、川辺町、八百津町、可児市塩付近などの広い範囲に分布し、ほとんどは火山角礫岩からなっています。川辺町の川辺ダム下流には、河床に広く蜂屋層が露出しています。火山角礫岩中の角礫は多くは安山岩ですが、基盤となっている美濃帯堆積岩類を取り込んでいるため、砂岩やチャート、泥岩なども含まれます。

写真は川辺ダム下流の左岸河床露頭を北西から撮ったものです。

加茂郡川辺町西栃井川辺ダム下流飛騨川左岸河床露頭

近づいてハンマーの左側を撮ったものが次の写真です。

下の写真は同じ露頭を西からと北東から撮ったものです。この露頭の火山角礫岩の礫は数cm~数10cm径のものが多いです。同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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