長良川鉄道の車窓からみた岩石 その6

長良川沿いのメランジュその4と同じ場所を長良川鉄道の車窓から眺めることができます。

下り列車の場合、大矢駅を出て1分弱のところで、左側車窓から長良川左岸に岩石が露出しているところが見えてきます。少したつとトンネルに入りますので、トンネルに入るまでの間しか見られません。美濃市駅を出てからは、約23分のところです。

メランジュその4で紹介したように、チャート層の岩体と黒っぽい泥岩中に砂岩の岩塊が入っている岩体(混在岩)が接したり、チャートと砂岩が接したりするものが川原では見られます。

上の写真は列車の車窓から撮ったもの、
次の写真はチャート層と混在岩が接しているところを東から撮ったものです。

下の写真は真中の写真のチャート層を近づいて撮ったものです。

同じような写真が二枚並んでいますが、写真の下にある白丸を左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重なり合わせるように見ると岩の凸凹が立体的に見えます。

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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