長良川鉄道の車窓からみた岩石その3の場所から北(長良川上流)へ400mほどのところの長良川右岸に、混在岩・チャート層・貫入岩が露出しています。
長良川鉄道からは、下りの列車で「みなみ子宝温泉駅」を出て、約25秒後に左の車窓から見えます。
長良川右岸の先には還流丘陵が見えますが、これについては長良川鉄道の車窓からみた岩石その5で紹介します。
次の写真は、列車の車窓から長良川右岸を撮ったものです。
次の写真はそれぞれ混在岩・チャート層・チャート層の中の貫入岩を撮ったものです。
いずれも長良川右岸で東から撮りました。
同じような写真が横に2枚並んでいますが、写真の下にある黒丸または白丸を左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重なり合わせるように見ると立体的に見えます。
混在岩は、黒色の泥岩基質に数cm~数10cmの径をもつ砂岩の岩塊が入っています。
下の貫入岩(写真では茶色っぽく見える部分)は、1mm以下の石英が点在していますので石英斑岩と思われます。幅2mほどでチャート層を貫入しています。