長良川鉄道の車窓からみた岩石 その1

長良川鉄道は美濃市から郡上市大和町にかけて長良川に沿って通っているため、
長良川沿いに露出している岩石を多くの場所で車窓から眺めることができます。

車窓から見た岩石の状況について紹介します。

下り列車の場合、美濃市駅を出てから約11分で「洲原駅」に着きます。
洲原駅で長良川を見ると赤い洲原橋があります。
そこを越え長良川を見ていると、左岸(東側)に連続して露頭が見えますが、これは砂岩です。
車窓右側前方を見ると、右岸に島状の岩が見えます。
それが玄武岩溶岩です。やや黒っぽく見えます。

写真が二種類ありますが、上の写真は列車の車窓から撮ったもの、
下の写真は列車から降りて北から撮ったものです。

下の写真で、島状の玄武岩質溶岩の前方に写っているのは砂岩です。
右と左それぞれの写真の下の●を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、
重ね合わせるようにすると立体的に見えます。

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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