このブログでは、立体感がわかるように露頭の立体写真を入れるようにしています。
今回は、立体視用の写真の作成方法を紹介します。
目次
手順1.写真撮影
左目用と右目用として、できる限り平行に数10cm~1mほど離れて1枚ずつ、計2枚写真をとる。
<注意点>
・近いものを撮影する場合は10数cmくらいしか離れてはいけない場合がある。
・一方、遠いものだけを撮影する場合は数m離れても大丈夫な場合もある。遠いものを撮影する場合、数10cmでは立体的に見えない場合が多い。遠いものを撮影する場合は、できる限り近いものは入れないようにする。
・できる限り、左と右は同じ高さで、回転しないようにする。(回転してしまった場合は、写真加工で回転に補正をかける)
・動いているものは入れない(滝の水流や河川の水流は仕方ないが)。
・写真の中心はできる限り同じ場所にする。
手順2.写真加工
《どちらの写真も回転していない場合》:東京タワー
この場合、左目用と右目用を横に並べると、右目用の被写体が少し高い。
そこで、高さを合わせ、同じくらいの範囲が写るように両方の写真をトリミングする。
《片方の写真が回転している場合》:柿田川公園湧水広場
作成した写真
それぞれの写真の黒丸または白丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにする(平行法)と立体的に見えます。
写真なのに立体で見える面白さを味わってみてください。いくつか見てみると、コツが掴めると思います。