長良川鉄道の車窓からみた岩石 その17

長良川沿いの砂岩・泥岩その4と同じ場所を長良川鉄道の車窓から眺めることができます。

砂岩層や砂岩泥岩互層が長良川右岸に見えます。
砂岩泥岩互層は、層厚数cm~10cmほどの青灰色の中粒~細粒砂岩と、
層厚数cm~6cmほどの暗灰色の泥岩が交互に堆積しています。

下り列車の場合、山田駅を出てから約1分後に車窓左側から長良川を眺めていると川沿いに工場が見え、その250mほど上流(北)に長良川右岸に岩石が露出しています。(写真は列車の車窓から撮ったもの)

次の写真は長良川右岸で南東より砂岩泥岩互層を撮ったものです。

下の写真は砂岩泥岩互層を近くから北東より撮ったものです。
下の写真で左右に層が延びていますが、黒っぽい層が泥岩で、やや白っぽい層が砂岩です。

同じような写真が2枚並んでいますが、右と左それぞれの写真の下の●を、
左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

目次