泥岩【津保川沿いの岩石4】

津保川沿いの西神野から下之保殿村にかけて、泥岩または砂岩、砂岩泥岩互層が広く分布しています。

一部にチャートが分布しているところもありますが、全体的には険しい地形は少なく、なだらかで平地が広いです。特に、関市下之保の中心である殿村には泥岩が広く分布しています。

関市下之保殿村:泥岩

県道58号関金山線を北進し、津保川を渡る多良木橋を越えて、しばらくすると殿村の交差点があります。そのまま北進し、350mほど進むと右側に殿村のバス停がありますので、近くに車を止めます。歩いて川沿いの堤防の道に出て、南へ50m強進むと川原へ下りるコンクリートの階段があります。階段を下りると、右岸河床に泥岩が露出しています。

写真が三種類ありますが、上の写真は泥岩を北から撮ったもの、真中の写真はその泥岩を接写したものです。写真の縦は3.5cmです。

下の写真は方向を違えて、北西から撮ったものです。同じような写真が並んでいますが、それぞれの写真の下にある白丸、または黒丸を、左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、重ね合わせるようにすると立体的に見えます。

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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