砂岩の岩塊【長良川沿いのメランジュ5】

長良川沿いのチャートその5で紹介した郡上市美並町赤池の長良川沿いには、メランジュが広く分布しています。

今回は、黒っぽい泥岩の中に大小の岩塊が入っている混在岩に数100m~数kmの広がりをもつチャート層が接しているところを紹介します。

国道156号線を北上し、美並IC入口の交差点を越えて900mほどのところで左折します。その先長良川を渡った先の集落が赤池です。長良川鉄道「赤池駅」の東の踏み切りを南に進んで、突き当たった長良川右岸沿いには、チャート層が広がっています。そして長良川鉄道の鉄橋の橋脚近くに混在岩が露出しています。

写真が2種類ありますが、上は少し離れて撮ったもの、下は少し近づいて砂岩の岩塊を撮ったものです。
どちらも東から撮りました。

写真の下にある左の●と右の●を重ね合わせるように見ると立体的に見ることができます。

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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