現れた石【長良川以外の石灰岩】

長良川沿いの石灰岩その2で紹介したように、
以前は石灰岩が見られたのに現在(2020年)は見られないという場合があります。

その逆で、以前は石灰岩が見られなかった(本当は見にくかった)のに、
現在は見ることができるという場合もあります。

これは長良川沿いではないのですが、郡上市八幡町から和良町に向かう国道256号線の途中(ヘアピンカーブを7箇所すぎてしばらくしたところ)で、山腹に石灰岩が見られます。
以前は、木が生長していたため露出している石灰岩が道路からは見えなかったのですが、
木が伐採されたため写真のように見えます。

石灰岩が塔のようにいくつも林立しているのがわかります。
このような石灰岩の塔を「ピナクル」と呼びます。石灰岩地形の特徴の一つです。

写真の下にある左の●と右の●を合わせるように見ると立体的に見えます。

立体視写真について気になった方は、こちらの記事もどうぞ。

あわせて読みたい
立体視用の写真作成について このブログでは、立体感がわかるように露頭の立体写真を入れるようにしています。 今回は、立体視用の写真の作成方法を紹介します。 手順1.写真撮影 左目用と右目用と...
よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

目次