9月4~6日に、日本地質学会が早稲田大学で開催されました。
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コロナ感染予防のため、3年ぶりの対面で行われました。東京では、6年ぶりでした。
地質学会では、地球科学、特に地質学について、最新の研究内容や知見を発表し、協議されます。
今年は2つのシンポジウムと21のセクションがありました。シンポジウムの2つのテーマは、東京で行ったということで「関東の地質」と、人間の時代の地質区分として提案されている人新世を考える「人新世における地質学」でした。
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セッションの中のトピック的なものとしては、地球の全歴史をひも解く「地球史」や日本列島の形成やその起源を探る「日本列島の起源再訪」、文化的な事象と地質の関わりを探る「文化地質学」などの発表がありました。また、地質学を普及するための市民講演会も行われ、「関東の自然災害と防災」をテーマに3名の講演がありました。産総研の地質調査総合センター主催で、都心の地下などに関する市民向けの展示も3日間行われ、多くの親子連れが訪れていました。
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