地質学会2022 @早稲田

9月4~6日に、日本地質学会が早稲田大学で開催されました。

https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp129/top

コロナ感染予防のため、3年ぶりの対面で行われました。東京では、6年ぶりでした。

地質学会では、地球科学、特に地質学について、最新の研究内容や知見を発表し、協議されます。

今年は2つのシンポジウムと21のセクションがありました。シンポジウムの2つのテーマは、東京で行ったということで「関東の地質」と、人間の時代の地質区分として提案されている人新世を考える「人新世における地質学」でした。

https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp129/static/session

セッションの中のトピック的なものとしては、地球の全歴史をひも解く「地球史」や日本列島の形成やその起源を探る「日本列島の起源再訪」、文化的な事象と地質の関わりを探る「文化地質学」などの発表がありました。また、地質学を普及するための市民講演会も行われ、「関東の自然災害と防災」をテーマに3名の講演がありました。産総研の地質調査総合センター主催で、都心の地下などに関する市民向けの展示も3日間行われ、多くの親子連れが訪れていました。

https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp129/static/program

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この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

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