長良川– category –
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砂岩泥岩互層【長良川本流沿い露頭編13】
長良川鉄道下りの「湯の洞温泉口駅」から洲原駅間において、途中で長良川を渡ります。渡った長良川の右岸側に砂岩泥岩互層が露出しています。砂や泥の混じったものが海底の斜面で移動し流れ込む時、粒子が粗い砂は下に、その上に粒子の細かい泥が堆積します。何回も繰り返して流れ込むと、砂と泥が縞状になって堆積し、それが固結し岩石になったものが砂岩泥岩互層です。 -
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砂岩と間に入り込む泥岩【長良川本流沿い露頭編12】
メランジュは、海洋のプレートの上に堆積したものが、陸側のプレートの下にもぐりこむ際、はぎ取られ混ざり合いながら陸側のプレートにくっついていく場合の特徴的な地質体です。美濃帯堆積岩類におけるメランジュは、泥岩の基質中にさまざまな種類(玄武岩・石灰岩・チャート・珪質泥岩・砂岩など)や大きさの礫、岩塊を含みます。この露頭では基質である泥岩が数m径の玄武岩の岩塊を含むとともに、珪質粘土岩と砂岩の間に入り込んでいるという状況が確認できます。 -
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メランジュの露頭【長良川本流沿い露頭編11】
メランジュは、もともとは混合を意味するフランス語で、いろいろな種類の岩石が複雑に混じりあった地質体を指します。 美濃帯堆積岩類においては、泥岩の基質中に、緑色... -
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ドロストーンの互層【長良川本流沿い露頭編10】
美濃市保木脇・立花の立花橋周辺は、美濃帯堆積岩類のいろいろな岩石が露出しています。立花橋の200mほど上流の左岸河床露頭には、チャート中にドロストーンが入った露頭やチャートとドロストーンが互層になった露頭が見られます。 -
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チャートの角礫岩【長良川本流沿い露頭編9】
立花橋数10cm下流左岸露頭には珪質粘土岩および優黒色泥岩からなる地層(Mto)が分布しています。この地層は、中生代三畳紀の層状チャートの基底部にあり、炭素の含有量が極めて高く、三畳紀初期における嫌気的な環境(酸素が欠乏している状態)を表す岩石です。 -
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チャート中の石灰岩【長良川本流沿い露頭編8】
長良川沿いにはチャートと石灰岩が繰り返して積み重なっている岩石やチャート中に石灰岩が入っている岩石が見られます。石灰岩は浅い海で形成し、チャートは深い海で形成します。そして、石灰岩は深い海だと溶けてしまい形成されません。 -
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チャート中の甌穴と層状チャート【長良川本流沿い露頭編7】
美濃市にある美濃橋(赤色の橋)の左岸(東)側に岩石が露出しています。 チャートでできていて、上から見ると2.8m×2.3mほどの楕円形をしている甌穴があり、「お...