層状チャート– tag –
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長良川
チャート中の甌穴と層状チャート【長良川本流沿い露頭編7】
美濃市にある美濃橋(赤色の橋)の左岸(東)側に岩石が露出しています。 チャートでできていて、上から見ると2.8m×2.3mほどの楕円形をしている甌穴があり、「お... -
長良川
層状チャート中の石英斑岩 【長良川本流沿い露頭編6】
長良川沿いには美濃帯堆積岩類が広く分布しますが、それを貫くように、花崗斑岩や石英斑岩などの貫入岩を所々で見ることができます。花崗斑岩や石英斑岩などの貫入岩は、マグマが高温の液体の状態で他の岩石に貫入し、冷え固まった岩石です。 -
長良川鉄道
甌穴と層状チャート【長良川本流沿い露頭編3】
チャート層などの硬い岩盤に円形や楕円形などの穴があいていることがありますが、この穴を甌穴、あるいはポットホールと呼びます。上流から運ばれてきた石が岩盤の表面にある割れ目などにひっかかり、強い流れの中でその石が回転し、ドリルのように岩盤に穴をあけるのです。 -
美濃地方
ドロストーン【美濃地方の露頭82】
ドロマイトは、石灰岩を構成しているCaCO3中のカルシウム分が、海水中でマグネシウムに置き換わったものと考えられています。 根尾東谷川の岩井谷合流部付近は、研究者によって詳しく調査されています。下流側から、「玄武岩質溶岩などの玄武岩質岩石→チャート→ドロストーン→チャート」が積み重なっていて、チャートに含まれる放散虫化石によってこれらの堆積物が古生代のペルム紀にできたことがわかっています。