長良川沿いの石灰岩その3で紹介した石灰岩チャート互層が津保川沿いにも露出しています。
基本的には石灰岩とチャートでは堆積する水深などの形成条件が違うため、石灰岩チャート互層がどうやってできるのか、形成過程の詳細はわかっていません。
県道58号関金山線を北進し、武儀西小学校(令和2年度末閉校)まで進みます。さらに400mほど進むと、右側に橋があります。左側にある南宮神社の手前(西側)50mほどのところの橋です。橋を南に渡ると、右側(西側)から歩いて川原へ下りることができます。
板取川の左岸沿いに上流(東)へ橋をくぐって10mほど進むと、石灰岩チャート互層が露出しています。
上の写真は石灰岩チャート互層に近づいて撮ったものです。
同じような写真が2枚並んでいますが、それぞれの写真を左の写真は左目で、右の写真は右目で見て、下の白丸を重ね合わせるように見てみてください。
白っぽい色でへこんで見えるところが石灰岩で、灰色っぽい色で出っ張ってみえるところがチャートです。
次の写真は石灰岩チャート互層を東から撮ったものです。
最後の写真は、西へ20mほど進んだ河床に広がっている泥岩を西から撮ったものです。