砂岩は砂が固決した岩石、泥岩は泥が固決した岩石です。
では、砂と泥はどう違うのでしょうか。
さらさらしているのが砂?黒くどろどろしているのが泥?
実は、科学的には砂と泥は粒の大きさが異なっているだけです。
砂は2mm~1/16mm(21mm~2-4mm)からなる粒、泥は1/16mmより小さい粒と定義がされています。
また、砂より大きなもの、2mm以上の粒は、礫と呼びます。私たちが普段イメージする小石や石は、この礫です。
砂岩の中に礫が集中して含まれている場合があるので、今回紹介します。
国道156号線を北上し、美濃市市街地を越え、立花トンネルを過ぎしばらくすると右手の洲原神社があります。洲原神社を過ぎたところを右折し、北東に1km弱進むと上河和大橋があります。
近くで車を止め、橋の手前を右(南)に降りる道があるので、そこを降り、川原沿いに右岸を進めば砂岩が広く露出しています。
その砂岩の中に、礫が多く含まれた部分があります。
写真のスケールの最小目盛りは1mmです。
下の写真は少し離れて撮ったものです。
同じような写真が二枚隣り合っていますが、左の写真と右の写真の下にある●を、重なり合わせるようにすると立体的に見ることができます。