長良川– category –
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美濃市上河和大橋上流の貫入岩【長良川本流沿い露頭編36】
美濃市の上河和大橋の上流にかけて、砂岩層が分布します。 上河和大橋を長良川上流へ進むと川が大きく曲流しているのがわかります。大きく曲流している部分の内側(右岸... -
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砂岩層中の礫岩【長良川本流沿い露頭編35】
砂や泥は、普段から口にすることもある言葉ですが、実は、礫・砂・泥などの岩石などが砕かれてできた砕屑物は、大きさによって分けられて定義されています。2mm以上の粒は、一般的には小石、石と呼ばれることが多いですが、正しくは礫です。砂は2mm~1/16mm(21mm~2-4mm)からなる粒、泥は1/16mmより小さい粒です。その礫・砂・泥が固結した岩石が、それぞれ礫岩・砂岩・泥岩です。 -
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砂岩層中の石英脈2【長良川本流沿い露頭編34】
美濃市須原にある大規模工場の南東側の長良川右岸には、離れてはいますが2つの塔状の岩石が川原から露出しています。2つの岩塊とも、砂岩中の石英脈からなっています。西側の塔状の露頭は、東西約12m(長良川に沿って)、南北約8m、高さ約5mです。東側の塔状の露頭は少し小さいですが、東西約7m、南北約3m、高さ約4,5mです。この2塊の岩石は、周りと比べて硬いため塔状に残ったと思われます。 -
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美濃市須原右岸の砂岩泥岩互層【長良川本流沿い露頭編33】
砂岩泥岩互層は、砂岩層と泥岩層が交互に堆積している地層です。砂と泥の混じったものが水の中で斜面などを流れ下ると、砂層の上に泥層が堆積します。それが何回か繰り返されると砂層と泥層が交互に堆積し、固結すると砂岩泥岩互層となります。灰色に見えるのは砂岩層で、黒っぽく見えるのが泥岩層です。 -
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砂岩層中の貫入岩と石英脈【長良川本流沿い露頭編32】
前回長良川本流沿い露頭編31で紹介した砂岩層中の石英脈の露頭から上流(東)へ30mほどの河床には、石英脈の他にも、砂岩層中に貫入岩が入っているのを見ることができます。右側の灰色が砂岩で、左側の淡褐灰色のものが貫入岩です。 -
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砂岩層中の石英脈【長良川本流沿い露頭編31】
美濃市須原にあるタイヤバルブ関連の工場裏(南側)の長良川右岸沿いの砂岩層中には、石英脈が多く入っているのが見られます。中には、小さな晶洞(岩石中にある空洞)があって、幅が1mm前後、高さが5mm前後の石英の結晶(水晶)が見られます。 -
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枕状溶岩【長良川本流沿い露頭編30】
玄武岩質溶岩は海底などで噴火をして海水に触れると、西洋枕(または米俵)状をしてそれが積み重なった状態で固まります。その西洋枕状の溶岩を枕状溶岩(ピローラバー)と呼びます。熱い玄武岩質溶岩が海水などで急冷し、表面だけ固まって殻をつくりますが、内部は熱いままなので、殻を破って絞り出されるように流れ、また海水で急冷して殻をつくるということを繰り返します。そのため、見かけ上西洋枕状の形をした溶岩がいくつもできるのです。