美並町勝原左岸の花崗斑岩【長良川本流沿い露頭編67】

美並町勝原の勝原橋の下流には花崗斑岩などの貫入岩が何ヶ所かで見られますが、勝原橋の上流側(北)にも花崗斑岩が露出しています。

郡上市美並町大原勝原左岸露頭(勝原橋の約200m上流の左岸)

勝原橋を渡り温泉施設へ向かう途中、左手に勝原消防詰所があります。近辺に車を止め、そこを西へ進み突き当りを河原へ下りると、すぐ南に花崗斑岩の露頭があります。

大きな露頭は、東西17mほど、南北9mほど、高さ5mほどあります。下の写真で露頭の右下に写っているスケールは1mです。

花崗斑岩の表面は淡紫灰色~淡褐灰色をしていて、5mm~1cm径の石英が点在し、カリ長石も5mm~1cm径のものが入っています。

地質図において、この露頭(×地点)周辺の花崗斑岩は朱色(Gp)で表現してあります。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元小中学校の教員(岐阜県美濃地方)。
定年退職し、今までなかなかできなかった川沿いの地質などを見て回っています。
特に、長良川沿い(支流を含めて)、長良川鉄道沿いの地質を広めていきたいと思っています。
「みのひだの地質99選(岐阜新聞社発行)」とHP「ジオランドぎふ」を参考に、岐阜県美濃地方を歩いています。

目次